『カラーコードはビジネスになるのか??』

カラーコードが騒がしいので、緊急特集
『カラーコードはビジネスになるのか??』

そもそもカラーコードという名称が抵抗値 http://www.jarl.or.jp/Japanese/7_Technical/lib1/teikou.htm っぽくていやなんだけどホンマに普及したらHP[エイチピー]をヒューレット・パッカードとは呼ばずにホームページと読むやつらのごとくあたりまえになるのだろうか。(?)

さて、カラーコードの元締めのカラージップ http://www.colorzip.co.jp/ja/ でございますが、このページのQRコードの表現がかなりまぎらわしい。
QRコードというデンソーの商標に対して「カラーコードはQRコードの進化系」という表現をしていて微妙に商標侵害しているような雰囲気がちょいあります。

仕組みは大きく違っていてQRコードはプリントコードそのものにキャラクタ文字の情報を持つことができるのに対しカラーコードはもっとビット数の少ない範囲で数値コードに置き換わるのみ。

数値コードをnet経由でキャラクター文字に置き換えるという手段でURLなりメールアドレスに置き換えるのは可能。

このパターンの処理には多少問題ありだとおもわれます。
「netが切れてたらどうすんの?」
「数値コード→キャラク文字コード変換サーバーがとまってたらどうすんの?」
「数値コード→キャラク文字コード変換サーバーの使用料の名目でお金かかるね。」
「お金かかるから自由に使えないね」
「変換サーバーで使用履歴をかすみとられるかもしれないね。」

QRコードに比べれば問題がたっぷり山積。
そんなんでよければ他にも同様な商品(?)はいくつか出てくる。


ステガノグラフィ
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/10/06/4873.html

パッとび
http://pattobi.jp/pc/index.html

自由度が無限大でデザイン性、表現力としてはQRコードと比べ物にならないぐらいのものがあるけれども、認知度としてコード的要素があるものなのかどうかがわかりづらい。
それは普及度と比例するものでもある。
結局は使うヒトに認知度とコードを作る側の普及度が最大のポイントでこの二つにおいて現在のQRコードを超えなければカラーコードやステガノグラフィ、パッとぴに未来はない。

QRコードとカラーコード 利便性の違い」をjuniがまとめています。とても参考になる。
http://hapi-juni.jugem.jp/?eid=89



  なのでなので、まだまだQRコードで遊び倒しているほうが賢いかな?
  ってことで誘引効果を期待してのカラーコードはまだまだビジネスになりません。


デザインQRだと遊びもあるけどQRコードなので、端末普及的に問題なし。
http://d-qr.net/

デザインバーコードの方が工夫しがいがあっておもろいかも。
アミノ式 カテキン
http://www.suntory.co.jp/softdrink/shiki/bcd.html


東京の繁華街に巨大なQRコードが出現
http://nikkeimedialab.jp/blog/2005/10/post_bfdc.html
  これぐらいやったほうがおもろいよね。


QRコードのり弁
http://portal.nifty.com/special05/02/22/

【おまけ】
ユニークデザインバーコードのページ
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/news/contents/801.shtml
http://www.d-barcode.com/#